会長のつぶやきメモ

Memo pad of the chairman

2019/10/28

青学の原監督の人の育て方に学ぶ

10月も下旬に差し掛かり、季節もすっかり秋から冬へ。
この季節の風物詩のひとつ 「駅伝」というスポーツ。

今や知らない人はいないであろう 青山学院大学 原監督
箱根駅伝3連覇・史上4校目の大学駅伝3冠を達成した名将です。

原監督の話しで特別印象に残ったものをご紹介したいと思います。

①「相談してくる人」に育てる
指示待ち集団ではなく、考える集団創り。私が最初に取り組んだのは、部員を「相談できる人」に育てることです。相談するとはどういうことかを部員に教えることから始めました。

②自分で考えるまで忍耐強く待つ
考えるための材料は与えても、できるだけ答えは出しませんでした。そうするとなんとか自分で答えを導き出すしかありませんから。私は彼らが答えを出すまでとことん待ちました。チームが考える集団になれるかどうかは、監督の忍耐強さにかかっています。

③管理職の仕事は、管理することではない。感じること。
監督としてチーム状況の些細な変化を感じるために必要なのは、本気で観察することです。日頃から注意深くチームを見ていると、後々大きな問題になりそうなちょっとした変化に気づけるものです。

④変化は真剣にチームを観察していれば必ず気づく
チーム内に何かが起きて雰囲気が変わると、部員にいつもと違うところが現れます。話している内容だったり、表情や仕草だったり、食堂で座る場所が変わっている場合もあります。その違いは真剣にチームを観察していれば必ず気づきます。

当院のスタッフには相談でなく報告はいらないとよくいいます。また自分で解決できないことをすぐに上司に頼ることは許さない強い姿勢でいます。そうして強い組織、ひいては青学のような超一流の人間作りがあってこそ 一流のクリニックは出来上がると信じています。

私の想いは、以下に記載しています。
https://www.saiki-cl.com/incho_column/part169.html

是非、ご一読いただけました幸いです。

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