会長のつぶやきメモ

Memo pad of the chairman

2020/11/20

人間って本当に難しいものだな・・・

今回は、少々真面目な話を。

人間って本当に難しいもの(言い方、行動一つで大きく変わる)についてお話しします。

人は基本自分中心のものの見方をしていると言おうことです。

しかし、どんなにマイペースに生きようとしても人の住む社会で生きていこうものならそれは難しいと断言できます。

私自身、昔から親にあれこれ言われるのも嫌でしたし、あまり人にあれやこれやと言われるのがとても苦手な人間でした。そしてとても意固地であり、いい意味ではマイペースですが、頭がなにせ硬い硬い・・・ある意味とても真面目なんですよね。そして何よりとてもネガティブな感性でした。人に嫌われないために上手くその場をまとめるため、嫌なものを嫌と言わず、そう見せずにその場しのぎをしていました。

しかしこれは一時点はしのげますが、必ず後にトラブルのもとになります。これのポイントは必ず後に・・・です。そんな本心は必ず後に違った形で、相手に伝わります。そして「言ってる事が違うぞ」という不信に変わるのです。私もそんな経験をしたことがあります。実はそれは「嫌われたくない症候群」というカテゴリーになります。

この場合は 

1)自分の意見はあとで他人優先(よく自分で決めれないタイプがこれです)  

2)他人との衝突は避けようとする  

3)人との関係は浅く広くが基本。ディープな関係は疲れる 

4)誘いや頼まれごとは断れないから一人のボーっとした時間がない  

5)他人の評価が大切。自分らしくいられない

 

さらにもう一つ似たタイプで 「高意識(意識高い)系症候群」 

基本自分はすごく頑張っているので自信はあるのですが、嫌われたくない思いもところどころ出てくるので複雑な思いが絡んでいます。

1)物事への没頭する意識が高い。

2)高い意識を保つために常になにかしていないと自分らしくないと思うので不安になる。

3)意識が高いので自分の興味のないことに対しては譲っているように見せているが、けしてそうでない。

4)マイペースな人が多いために、他人の心を顧みるのが苦手(このタイプには相手は合わせていくか我慢が必要)

5)相手の気持ちに気づかないため、勘違いからのトラブルが頻発することも多い

 

この二つは大きく違うのは「嫌われたくない症候群」は他人が主体「高意識系症候群」は自分が主体というのが違うのです。どちらも不安があります。そして「嫌われたくない症候群」はある意味単純でみやすい症候群ですが、一方「高意識系症候群」であっても多くの付き合いが必要なので相手の目が気にならないわけではありません。ある程度あわせるのですが、実際は深く考えずにあわせているので、あとで違うことが露見して、そこまで強く信じていた人たちのひたむきな思いを裏切る形になり非常に怒らせることも多いのです。

その対策はその場しのぎをせずに嫌なことはその場で断る。そしてマイペースもいいですが相手を尊重することは重要で許すことです。そして考えをやはりある程度はすり合わせるないと自分の周りはイエスマンか自分の意志を持たない人の集まりとなり発展が途絶えてしまいます。

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